便利な時短家電である自動調理鍋。私はホットクックを激推ししていますが、他の自動調理鍋との違いが気になる人もいるでしょう。

クックフォーミーと何が違うの?
この質問、私もホットクックをオススメした友人からよく聞かれます。ホットクックとクックフォーミー、それぞれの特徴や魅力は以下のとおりです。


どちらの自動調理鍋を選ぶべきでしょうか?答えは生活スタイルや何を重視するかで、変わってきます。
本記事ではそれぞれの魅力や、生活スタイルに合わせた選び方をまとめました。間違った選択をして「使いこなせない…」なんてならないよう、違いを知ってくださいね。
ホットクックとクックフォーミーのスペックの違い


ホットクックとクックフォーミーの一般仕様を比較しました。
ホットクック KN-HW24H | クックフォーミー CY8751JP | |
---|---|---|
調理方法 | 自動調理 | 圧力調理 |
メーカー | SHARP | T-fal |
大きさ | 幅345mm 奥行305mm 高さ256mm | 幅335mm 奥行365mm 高さ310mm |
質量 | 約6.0kg | 6.5kg |
定格消費電力 | 800W | 1200W |
レシピ数 | 172 | 250 |
量の目安 | 2~6人用 | 2~6人用 |
食洗機使用可能パーツ | まぜ技ユニット、つゆ受け、内ぶた、蒸しトレイ、蒸気口カバー | なべ、蒸しかご、蒸しかご台 |
食洗機不可能パーツ (本体とコードは除く) | 内鍋 | 蒸気口キャップ、消音バルブ、水受け、金属ふた、パッキング、バルブカバー、ボールカバー、減圧ボール |
カラー | プレミアムブラック/プレミアムホワイト | ホワイト |
公式価格 (2025年4月調べ) | 77,000円 シャープ公式通販より | 52,000円 T-fal公式通販より |


最新機種はKN-HW24Hです!


この表をもとに、次の4点について違いを説明します。
調理方法:自動かき混ぜまたは圧力調理の違い
1番大きな違いは調理方法です。ホットクックはまぜ技ユニットが付いていて、自動かき混ぜ調理ができるのが特徴。
材料を入れたら放っておくだけでOKです。
一方、クックフォーミーにはかき混ぜ機能は付いていません。かき混ぜる工程は人の手で行う必要があります。
しかしクックフォーミーの調理方法は圧力調理。かき混ぜられないけど、調理時間はあっという間に終わりますよ。



ホットクックでは時間をかける料理も、クックフォーミーならあっという間!
サイズや消費電力:クックフォーミーが大きい
クックフォーミーはホットクックより一回り大きいサイズです。
ホットクック:幅345×奥行305×高さ256mm
クックフォーミー:幅335×奥行365×高さ310mm
キッチンには他にも、電子レンジ・トースター・炊飯器と置く家電が多いですよね。導入を考えている場合は置ける場所を一度測ってみてください。



狭いキッチンでも、ホットクックなら置けるかも!
ホットクックの置き場所については、以下の記事も参考にしてくださいね。


また消費電力も、クックフォーミーの方が大きめです。圧力を一気にかける圧力調理が原因でしょう。
ケトルやドライヤー、洗濯乾燥機、トースターなど消費電力の大きな家電と併用するときは注意してくださいね。
食洗機:ホットクックは使用可能なパーツが多い
ホットクックは食洗機可能なパーツも多くお手入れがしやすいです。一方クックフォーミーは食洗機可能なパーツが少なめです。
さらにクックフォーミーは圧力調理のため、パーツの数が増えます。そのためお手入れのしやすさで選ぶならホットクックといえます。


画像のように、ホットクックはほとんどのパーツが食洗機可能。ホットクックを使った後のお手入れが苦になったことは、一度もありませんよ。
レシピ数:クックフォーミーのほうが多い
レシピ数はクックフォーミーのほうが多めです。しかし、ホットクックは無線LANに繋いでレシピを増やせます。



実際にはこんなにたくさんのレシピは使わない。
私は8割が味噌汁かスープで、具材を変えているだけだよ!
ホットクックユーザーとして、レシピ数が気になったことはありませんし、すべてのレシピは使いこなせていません。
ホットクックの特徴・クックフォーミーより魅力的なところ


ホットクックの強みや特徴は、以下の4点です。
まぜ技ユニットが自動で混ぜてくれる
ホットクックの最大の特徴は混ぜてくれることです。まぜ技ユニットがあるので、加熱中に勝手に混ぜてくれます。
(まぜ技ユニットが必要ないメニューもあります。)
まぜ技ユニットが食材にあたる時の負荷から食材の量と火の通り具合を判断し、料理に合わせたかきまぜを施します。
ほったらかしなのにていねいな味、その秘密を徹底解剖 | ヘルシオ ホットクック:シャープ (jp.sharp)<https://jp.sharp/hotcook/secret/>
このまぜ技ユニットのおかげで、味も火の通りもばっちりです。パスタも乾麺から調理できるなんて、魅力的ですよね。





スイッチを押してから完成まで、ずっと放置でOK!
予約調理が可能
時間に追われがちな夕方、料理が1品でも完成していたら嬉しいですよね?ホットクックは予約調理ができます。朝ホットクックに具材を入れてセットして、帰宅したらもう出来上がっています。
※一部予約調理ができないメニューあり
予約ボタンを押下後は、食材が腐らない温度をキープしていてくれるので安心してくださいね。



帰宅後は子どもがグズっちゃう……
朝から予約調理した自分に感謝!
ホットクックの予約調理の詳細は、以下の記事で分かりやすくまとめています。腐らないか心配な人は、あわせてお読みください。


食洗機可能なパーツが多い
ホットクックはお手入れが簡単なので、毎日使っても後片付けに苦労しません。その理由は、食洗機可能なパーツが多いからです。
調理工程を時短できたとしても、洗い物が大変だと家事の負担になってしまいますよね。ホットクックは洗い物の心配は不要です。





もちろん食洗機が無くても大丈夫!
洗うべきパーツはクックフォーミーより少ないよ♪
最新機種はKN-HW24Hです!


ユーザー数が多いので使いこなしやすい
Instagramのタグ検索でユーザー数を比較しました。
#ホットクック と #クックフォーミーでは、圧倒的にホットクックの方が多いという結果に。クックフォーミーよりもホットクックの方がユーザーが多いと推測できます。
「もっと子ども向けにしたい」「もっと簡単な材料で作りたい」など、家族構成や料理のレベルによっては公式のレシピが使いづらいことも。ユーザー数がより多いホットクックの場合はレシピ情報もたくさんあるので、より自分好みに使いこなせますよ。
クックフォーミーの特徴・ホットクックより魅力的なところ


クックフォーミーの強みや特徴は、以下の3点です。
圧力調理による短時間調理
クックフォーミーは圧力調理ができる、自動調理鍋です。鍋の中が高温高圧になり、普通に調理するよりも短時間でできるのが魅力。



帰宅後の調理でも、あっという間にできあがる!
短時間で料理を完成させたい、のような時短料理を叶えてくれるのがクックフォーミーです。
メニュー内蔵のナビ機能
クックフォーミーにはナビ機能がついています。
モニターから、レシピと人数を選ぶと、食材と人数にあった分量がモニターに表示される
電気圧力鍋「クックフォーミー」ナビ機能紹介 | 電気圧力鍋 | スペシャルコンテンツ | ティファール【公式】 (t-fal.co.jp)<https://www.t-fal.co.jp/sp/products/pressurecookers/epc/cook4me/navi/>
メニュー選択後は、クックフォーミー本体の液晶画面で食材・分量・手順までナビゲート。クックフォーミーにメニューが内蔵されているおかげです。
わざわざスマホや本で分量を調べなくていいので、料理が苦手でも安心ですよね。



人数も選べるだなんてすごい!
2人分→4人分のときに自分で計算しなくていい!
最新のCY9221JPは小さめサイズですが、タッチパネルで直感的な操作が可能。これもホットクックにはないクックフォーミーの強みです。


ホットクックより安価
ホットクックよりもクックフォーミーのほうが安価です。


40,000円もしない価格で、圧力調理ができる自動調理が手に入るって、メーカーの努力を感じますよね。
ホットクックとクックフォーミーどっちを選ぶべき?


以上の特徴を踏まえて、どちらがいいのかを考えてみましょう。
- 朝セットして帰宅後に余裕が欲しい
- 毎日のお手入れは楽したい
- 短時間で調理を終わらせたい
- 安く時短家電を手に入れたい
ホットクックを選ぶべき人の特徴
以下に当てはまる人は、ホットクックの使用が向いています。
- 朝セットして帰宅後に余裕が欲しい人
- 毎日のお手入れを楽にしたい人
帰宅後に余裕がほしい
帰宅後に余裕が欲しいならホットクックを選んでください。ホットクックは予約調理が可能なため、朝にセットすることが可能です。
例えば10分早く起きてホットクックに材料を入れて予約調理をする、これで帰宅後に少し余裕ができますよ。



帰宅後めっちゃスムーズ!
子どもの機嫌が悪くてもご飯が食べられる!
クックフォーミーは予約調理ができないので、朝セットして帰宅したら出来上がっている…ということはできません。
クックフォーミーにもスロークッキングという、時間をかけて加熱するモードが搭載されました。ただし対応しているメニューは一部のみ。
帰宅後に余裕が欲しい人はホットクックをおすすめします。
お手入れを楽にしたい
お手入れを楽にしたいなら、ホットクックを選びましょう。ホットクックの毎回お手入れが必要なパーツは、内鍋以外食洗機が可能です。
便利調理家電のデメリットは、なんといってもお手入れの大変さ。ホットクックは食洗機可能なパーツばかりなので、お手入れも簡単です。
最新機種はKN-HW24Hです!


クックフォーミーのお手入れ動画がT-fal公式Youtubeにありました。圧力調理なのでちょっとパーツが多いかな…と私は感じました。
クックフォーミーを選ぶべき人の特徴
クックフォーミーがおすすめな人は、以下に当てはまる人です。
- 短時間で調理を終わらせたい人
- 安く時短家電を手に入れたい人
とにかく短時間で調理を終わらせたい
とにかく短時間で調理を終えたい、であればクックフォーミーを選びましょう。クックフォーミーは圧力調理なので、ホットクックより稼働時間が短く調理が終わります。



例えば味噌汁。
スタートを押してから約2分で完成!
ホットクックだと予約なしスタートで、30分前後のメニューがほとんどです。この時間をもっと短くしたいって人には、圧力調理のクックフォーミーがおすすめですよ。
お安く時短家電を手に入れたい
6人分まで作れる、ホットクックKN-HW24HとクックフォーミーCY8751JPを比較すると、価格はクックフォーミーの方が安価です。



クックフォーミーの方が安く手に入る!
圧力調理や予約調理、食洗機可能などの機能面よりも、価格を一番に重視したい人にはクックフォーミーがおすすめです。


まとめ:ホットクックとクックフォーミーのどっちを選ぶかは生活スタイル次第
私は先に大変なことをしておきたいタイプなので、朝セットできるホットクックを買って正解でした。低血圧で朝ギリギリに起きる友人は、帰宅後に短時間で調理が完了するクックフォーミーを使いこなしていましたよ。
生活スタイルに合わせて、ホットクックとクックフォーミーを選んでくださいね。
- ホットクックの魅力
- まぜ技ユニット
- 予約調理
- 食洗機可能なパーツ
- ユーザー数の多さ
- クックフォーミーの魅力
- 圧力調理
- メニュー内蔵のナビ機能
- ホットクックより安価
- ホットクックとクックフォーミーそれぞれをおすすめする人の特徴
- ホットクックを選ぶべき人
- 朝セットして帰宅後は楽したい人
- 食洗機でお手入れも楽したい人
- クックフォーミーを選ぶべき人
- 帰宅後にセットして時短で料理したい人
- なるべく安価に調理家電を手に入れたい人
- ホットクックを選ぶべき人


最新機種はKN-HW24Hです!


クックフォーミーと同じく、自動調理鍋として人気のあるパナソニックのオートクッカービストロ。ホットクックとオートクッカービストロの違いは、以下の記事で紹介しています。


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